君主号と歴史世界
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君主号と歴史世界
(史学会シンポジウム叢書)
山川出版社, 2023.10
- タイトル読み
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クンシュゴウ ト レキシ セカイ
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内容説明・目次
内容説明
天皇、皇帝、ハーン、スルターン、バシレウス、インペラートル、アウグストゥス―各地域・各時代の君主号が織りなす歴史世界の重層性と多義性。
目次
- 1部 東アジアの君主号(皇帝が「天子」を称するとき―中華の多元化と東部ユーラシア;ハン・ハーン・皇帝―中央ユーラシアと東アジアのなかの大清君主号;清代シプソンパンナー王国における中国・ビルマ両属関係とその終焉;天皇号の成立と唐風化)
- 2部 南アジア・中央アジア・西アジアの君主号(スラトラーナ攷―神の鎧か西夷の号か;スルターンをこえて―セルジューク朝時代の君主号;称号はいかに生まれ、伝播するのか―バハードゥル=ハーンをめぐって)
- 3部 ヨーロッパの君主号(アウグストゥスのゆくえ―ローマ帝国統治の模索;バシレウスからスルタンへ?―ギリシア正教徒とオスマン君主号;複合君主号「皇帝にして国王」と主権の分有―ハプスブルク・ハンガリーの選挙王政と世襲王政;君主号とブリテン革命―護国卿、あるいはオリヴァ王?)
「BOOKデータベース」 より