東アジアの王宮・王都と仏教
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東アジアの王宮・王都と仏教
勉誠社, 2023.10
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東アジアの王宮王都と仏教
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ヒガシアジア ノ オウキュウ・オウト ト ブッキョウ
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参考文献あり
Description and Table of Contents
Description
前近代東アジアにおける王宮・王都は、豊かな交流のあり様を示す多くの共通性がみられる一方、時期や地域によって注目すべき大きな相違が存在する。これまで考古学や文献史学により、その諸相が明らかになってきてはいるが、宗教行事に関する比較研究は一部の行事を除けば立ち遅れている。六世紀から十一世紀にかけての東アジアにおける王宮と王都の比較宗教史研究を通して、東アジア世界における、それぞれの「王権」の特色を示すことで、今後の研究を牽引する画期的な一書。
Table of Contents
- 第1部 東アジア比較史のなかの倭・日本(東アジアの王宮正殿仏事と正統性;古代中国の都城と社;宮都における盂蘭盆会の日中比較 ほか)
- 第2部 百済・新羅と東アジアの王宮仏事(百済・新羅の王宮と寺院;観音信仰、百済から日本へ―『観世音応験記』を出発点として;東アジア王宮内仏教施設の比較研究―南朝・百済・倭を中心に ほか)
- 第3部 「宗教の時代」のおわりと東部ユーラシアの王宮仏事(「天書」と「舎利」―宋代宮廷美術における宗教文物の否定性と意味の変遷;高麗王室の祖先崇拝と仏教・儒教―真殿寺院・景霊殿と御容に関する考察を中心に;盧舎那仏と栴檀釈迦瑞像―北宋・遼と日本の仏身論をめぐって ほか)
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