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入会林野と所有者不明土地問題 : 両者の峻別と現代の入会権論

高村学人, 古積健三郎, 山下詠子編著

岩波書店, 2023.10

タイトル別名

入会林野と所有者不明土地問題 : 両者の峻別と現代の入会権論

タイトル読み

イリアイ リンヤ ト ショユウシャ フメイ トチ モンダイ : リョウシャ ノ シュンベツ ト ゲンダイ ノ イリアイケン ロン

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注記

その他の著者: 飯田高, 片野洋平, 林雅秀, 松浦俊也, 宮本麻子

参考文献一覧: p365-377

内容説明・目次

内容説明

所有者不明土地の面積の三分の一を占めるとされる入会林野。本書は、その現状をセンサスの二次分析調査から示し、相続登記の義務化や民法改正が入会林野に及ぼす影響を考察。アンチ・コモンズの理論から所有者不明土地問題を問い直す、コモンズ研究の新展開。研究者だけでなく、実務家・自治体職員らが現代の入会権を理解するための基本文献。

目次

  • 第1部 入会権とは何か―問題の変遷と現代の入会の類型的把握(入会林野問題の起源と変遷史;現代の入会とその類型化;入会権の変容と総有)
  • 第2部 共有入会権の実質化に向けて(表題部所有者不明土地適正化法と入会権;入会権と登記)
  • 第3部 入会林野近代化法の帰結と領域団体への再帰(入会林野近代化法のこれまでと現在;生産森林組合の歩みと現局面;認可地縁団体化の進展とその法的論点)
  • 第4部 現代日本の新たな共有地問題―アンチ・コモンズと負の共有地(多数共有者型アンチ・コモンズ問題の構図;入会慣習の消滅と負の共有地問題;入会権条文改正案)
  • 付録

「BOOKデータベース」 より

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