アグロエコロジー : 持続可能なフードシステムの生態学

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アグロエコロジー : 持続可能なフードシステムの生態学

スティーヴン・グリースマン著 ; アグロエコロジー翻訳グループ訳

農山漁村文化協会, 2023.11

Other Title

Agroecology : the ecology of sustainable food systems

Title Transcription

アグロエコロジー : ジゾク カノウナ フード システム ノ セイタイガク

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Note

監訳: 村本穣司, 日鷹一雅, 宮浦理恵

原著第3版の翻訳

監訳者村本穣司のヨミは推定

推奨文献: 各章末

Description and Table of Contents

Description

21世紀のあるべき農業の姿として、世界銀行や国連機関、EUなどが2000年代初頭から小規模・家族農業によるアグロエコロジーを推奨している。アグロエコロジー(直訳すると「農生態学」)は、飢餓や環境破壊を引き起こす大規模・集約的な農業生産のあり方を変えるために生まれた新しい「科学」であり、原著は欧米を中心に、生態学、農学、環境学、地域社会学、政治経済学など、学際的な教科書として広く使われている。アグロエコロジーは、自然の力をさらに高める有機農業や自然農法の「実践」でもある。不耕起栽培やカバークロップ、緑肥など、伝統的な農業の知恵や技術を生態学の視点から再評価し、広げていくことが期待されている。アグロエコロジーは、環境や農業分野に留まらない。既存の価値観を転換する「社会運動」の側面を持つ。経済・社会・文化の多様性や生産者と消費者の主体性の向上を目指し、持続可能な食と農のあり方を考えるのに必要な基礎となる。

Table of Contents

  • 第1部 アグロエコロジー序論
  • 第2部 植物と環境の非生物的要因
  • 第3部 より完全な個生態学的視点
  • 第4部 系レベルの相互作用
  • 第5部 持続可能性への移行
  • 第6部 持続可能なグローバル・フードシステムの実現

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