なぜ本を踏んではいけないのか : 人格読書法のすすめ
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書誌事項
なぜ本を踏んではいけないのか : 人格読書法のすすめ
(草思社文庫, [さ1-14])
草思社, 2023.10
- タイトル読み
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ナゼ ホン オ フンデワ イケナイノカ : ジンカク ドクショホウ ノ ススメ
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注記
2019年刊を追加修正の上、文庫化したもの
シリーズ番号はブックジャケットによる
とりわけ踏んではいけない本155: p249-269
内容説明・目次
内容説明
本はぞんざいに扱っていいのか。たんなる情報のツールなのか。紙の本は電子書籍全盛時代にはもう遅れたメディアなのか。何千年来伝わって来た人類の記録や叡智は「本」という形で運ばれた。「論語」や「聖書」「ソクラテスの弁明」も「仏典」も、実は師が弟子に伝える言葉であった。教えを乞う弟子が師への敬意をもって読まなければ、何も伝わらないのだ。本を著者の人格ととらえ、そこから読書の効用を説く、齋藤先生独自の読書論。
目次
- 序章 なぜ本を踏んではいけないのか
- 第1章 なぜ本は存在するのか(人間は本で何を残そうとしてきたか;「書き写さなければ」という衝動―写本 ほか)
- 第2章 本を味わい尽くすには(「一期一会」読書;自分を本にかかわらせる―線引き、付箋、書き込み ほか)
- 第3章 人格読書法で得られる境地とは(本に救われる;苦境を支える ほか)
- 第4章 齋藤流読書案内(私の読書体験―『復活』;子どもたちの宝―『ああ玉杯に花うけて』 ほか)
「BOOKデータベース」 より