農の世界史
著者
書誌事項
農の世界史
(ミネルヴァ世界史「翻訳」ライブラリー, 6)
ミネルヴァ書房, 2023.12
- タイトル別名
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Agriculture in world history
- タイトル読み
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ノウ ノ セカイシ
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注記
原著 (Routledge, c2011) の翻訳
さらなる読書のために: 各章末
内容説明・目次
内容説明
農業は、世界史上の文明に先行し、その前提となるものであった。農民たちは文明に、そして自然環境に対して、「二重の従属」を強いられつつも両者の接点として奉仕してきた。本書は、古代から二一世紀にいたるまでの間、農民と都市文明、農民と環境の関係がいかなる変化をたどったかを概観する。さらに、現代における地球温暖化や環境汚染、農民の減少等のあらたな問題群にも歴史的展望を与えることで、直面する危機の克服を目指す。
目次
- 序 世界史における農業と農民の位置
- 第1章 農業の起源と二重の従属
- 第2章 古代の農業―土地と自由にまつわる最初の大いなる闘争
- 第3章 古典古代以降の農業
- 第4章 近世の農業とヨーロッパ式農業の優位―一五〇〇〜一八〇〇年
- 第5章 一九世紀の農業―解放、近代化、植民地主義
- 第6章 農業と危機―一九〇〇〜四〇年
- 第7章 農のブームと危機―第二次世界大戦から二一世紀
- 第8章 結論
「BOOKデータベース」 より