ブッダという男 : 初期仏典を読みとく
著者
書誌事項
ブッダという男 : 初期仏典を読みとく
(ちくま新書, 1763)
筑摩書房, 2023.12
- タイトル別名
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ブッダという男 : 初期仏典を読みとく
- タイトル読み
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ブッダ トイウ オトコ : ショキ ブッテン オ ヨミトク
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注記
参考文献: p195-217
内容説明・目次
内容説明
ブッダは本当に差別を否定し万人の平等を唱えた平和主義者だったのか?近代の仏教研究は仏典から神話的装飾を取り除くことで、ブッダを平和主義者で、階級差別や男女差別を批判し、業や輪廻を否定した先駆的人物として描き出してきた。だがそれは近代的価値観を当てはめ、本来の内容を曲解したものにすぎない。では、ブッダの真の偉大さは一体どこにあるのか。これまでのブッダ理解を批判的に検証し、初期仏典を丹念に読みとくことでその先駆性を導き出す革新的ブッダ論。
目次
- 第1部 ブッダを知る方法(ブッダとは何者だったのか;初期仏典をどう読むか)
- 第2部 ブッダを疑う(ブッダは平和主義者だったのか;ブッダは業と輪廻を否定したのか;ブッダは階級差別を否定したのか;ブッダは男女平等を主張したのか;ブッダという男をどう見るか)
- 第3部 ブッダの先駆性(仏教誕生の思想背景;六師外道とブッダ;ブッダの宇宙;無我の発見;縁起の発見)
- 終章 ブッダという男
「BOOKデータベース」 より