「日本語」の文学が生まれた場所 : 極東20世紀の交差点
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書誌事項
「日本語」の文学が生まれた場所 : 極東20世紀の交差点
図書出版みぎわ, 2023.12
- タイトル別名
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日本語の文学が生まれた場所 : 極東20世紀の交差点
- タイトル読み
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「ニホンゴ」ノ ブンガク ガ ウマレタ バショ : キョクトウ 20セイキ ノ コウサテン
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注記
典拠とした主な資料: p263-269
台湾および南方・南洋の「日本語」文学関連年表: p530-535
樺太の「日本語」文学関連年表: p536-539
満洲・内蒙古の「日本語」文学関連年表: p540-545
朝鮮の「日本語」文学関連年表: p546-552
索引: 巻末p1-27
収録内容
- 鷗外と漱石のあいだで
- 〈外地〉の日本語文学の広がり
- 新しい定住者が生みだす世界 : 金達寿から始まるもの
内容説明・目次
内容説明
近代の「日本語」による文学の行き交いを、極東アジアの広がりに位置づける。従来の文学史を更新する決定的論考!20世紀初頭の都市「東京」を諸民族が行き交う極東アジアのハブとして着目し、ここからの「日本語」文学の形成と、国境を越えて展開される言語表現の歴史を明らかにする。
目次
- 1 鷗外と漱石のあいだで(鷗外と台湾と魯迅のあいだ;女の言いぶん;語りうる世界の深まり)
- 2 “外地”の日本語文学の広がり(多面体の鏡―南方・南洋・台湾;螺旋のなかの国境―満洲・内蒙古・樺太;旗のない文学―朝鮮)
- 3 新しい定住者が生みだす世界―金達寿から始まるもの(「在日朝鮮人」という意識の起源;根こぎにされた母子像;「内地」と屑鉄;ユーモアの発生源;被支配民族を結びつけたもの;『玄海灘』から始まる;日本とは、どういう土地か;「在日朝鮮人文学」を岩波文庫の緑帯に;背後に燃える火)
「BOOKデータベース」 より