デジタル教育という幻想 : GIGAスクール構想の過ち

書誌事項

デジタル教育という幻想 : GIGAスクール構想の過ち

物江潤著

(平凡社新書, 1047)

平凡社, 2023.12

タイトル読み

デジタル キョウイク ト イウ ゲンソウ : GIGA スクール コウソウ ノ アヤマチ

内容説明・目次

内容説明

学校でのICT機器活用を目指すGIGAスクール構想により、今、生徒には一人一台のデジタル端末が配付され、「制限のない自由な使用」が認められている。しかし、活用の実態は政府が夢想する風景からは程遠い。規制をくぐり抜け、タブレットを「使いこなす」子どもと、膨大な業務に追われつつ、その対策に苦慮する教員―。理想を描くばかりのGIGAスクール構想がクラスを崩壊へ導く。

目次

  • 序章
  • 第1章 ネット空間を生きる子どもたち(切っても切り離せないネットと子どもたち;依存性の強い無料ゲームの数々;栄枯盛衰のゲーム事情 ほか)
  • 第2章 学校と子どもの今(GIGAスクール構想のはじまり;最初から結論が決まっていた議論;所与性が崩壊していく学校 ほか)
  • 第3章 川下から見えてくる教育改革(中学生に馬鹿にされるアンケート;信じがたい議論の数々;川上の強い意志により歪む議論 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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