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天変地異と病 : 災害とどう向き合ったのか

吉村武彦, 吉川真司, 川尻秋生編

(シリーズ古代史をひらく, 2)

岩波書店, 2024.1

Other Title

災害とどう向き合ったのか

Title Transcription

テンペン チイ ト ヤマイ : サイガイ ト ドウ ムキアッタ ノカ

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Note

引用・参考文献: 各論末

Contents of Works

  • 〈災いと病〉を考える / 川尻秋生著
  • 古代の災害と社会 / 今津勝紀著
  • 貞観地震・津波による陸奥国の被害と復興 / 柳澤和明著
  • 古墳時代の榛名山噴火 / 右島和夫著
  • 飢饉と疫病 / 本庄総子著
  • 律令制の成立と解体の背景としての気候変動 / 中塚武著
  • 十和田の火山泥流 / 丸山浩治著
  • 開聞岳の火山灰 / 松﨑大嗣著
  • 新しい〈災害史・環境史研究〉へ / 川尻秋生, 今津勝紀, 柳澤和明 [ほか述]

Description and Table of Contents

Description

歴史学から災害史・環境史を問う試みが意欲的に行われる今、古代史研究から現代に向けて言えることは何か。考古学および古気候学・地質学など自然科学諸分野の成果を参照しつつ、火山噴火・地震・津波等の自然災害、また飢饉・疫病等が社会にもたらした被害の実態を復元し、災害に向き合った人々の姿や復興の様子に迫る。

Table of Contents

  • “災いと病”を考える
  • 古代の災害と社会
  • 貞観地震・津波による陸奥国の被害と復興
  • 古墳時代の榛名山噴火
  • 飢饉と疫病
  • 律令制の成立と解体の背景としての気候変動
  • “個別テーマをひらく”十和田の火山泥流
  • “個別テーマをひらく”開聞岳の火山灰
  • 座談会 新しい“災害史・環境史研究”へ―古代からの展望

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