《中学生日記》のメディア史 : 自主性を演じるドラマ
著者
書誌事項
《中学生日記》のメディア史 : 自主性を演じるドラマ
創元社, 2024.2
- タイトル別名
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中学生日記のメディア史 : 自主性を演じるドラマ
- タイトル読み
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《チュウガクセイ ニッキ》ノ メディアシ : ジシュセイ オ エンジル ドラマ
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注記
参考文献一覧: p261-275
関連年表: p276-279
NHK番組アーカイブ学術利用トライアル, 2019年度放送文化基金助成, 2020年度高橋信三記念放送文化振興基金, JSPS科研費(21J14541)の助成による研究成果の一部
出版にあたり京都大学人と社会の未来研究院若手出版助成を受けたもの
内容説明・目次
内容説明
テレビは中学生のリアリティをどう演出したか?40年にわたり放送されたNHK“中学生日記”は、「普通」の中学生の「日常」を中継し、視聴者の自主性を引き出した日本独特の社会教育番組だった。番組の果たした社会的役割を初めて歴史的に位置づける、気鋭の研究者によるメディア論!巻末に全1501回分の番組リスト付き。
目次
- 「中学生の日常」の演出
- 第1部 “中学生日記”が示した「リアル」(「受験戦争」という問題提起―1962〜1983年度;悩みへの多様な解決策―1984〜2002年度;ネットに隠れた「中学生の日常」の可視化―2003〜2011年度)
- 第2部 社会教育番組が果たした役割(「名古屋」という条件―中学生日記班と地域社会;「家庭」「学校」以外の舞台―放送児童劇団と社会教育;テレビに映った「裏領域」の役割―“中学生日記”のメディア論)
- ポスト“中学生日記”の時代へ
「BOOKデータベース」 より