腐敗する「法の番人」 : 警察、検察、法務省、裁判所の正義を問う

書誌事項

腐敗する「法の番人」 : 警察、検察、法務省、裁判所の正義を問う

鮎川潤著

(平凡社新書, 1050)

平凡社, 2024.2

タイトル別名

腐敗する法の番人 : 警察検察法務省裁判所の正義を問う

タイトル読み

フハイ スル ホウ ノ バンニン : ケイサツ ケンサツ ホウムショウ サイバンショ ノ セイギ オ トウ

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注記

文献: p229-230

内容説明・目次

内容説明

正義の実現をめざすべき警察、検察、法務省、裁判所が、与えられた権限を踏み越えて、国民の生活を侵害したり、自らの組織の利益や、私利私欲のために行動を取ることがある。癒着、天下り、裏金、文書の改鼠・捏造、冤罪―。こうした腐敗は、知らぬうちに社会の基盤をも崩しかねない。強大な権力を持つ者こそ、自ら襟を正すべきではないか。長年にわたって司法の現場をつぶさにみてきた著者が、「法の番人」が抱える課題について検討し、その解決策を探る。

目次

  • 第1章 警察の利権(警察のマスコミを利用した印象操作によって;警察の利害;警察の裏金;恩恵に浴する警察官僚;天下りはパチンコ業界に留まらない)
  • 第2章 二の足を踏む検察(検察官も一公務員なのか;調査活動費の闇;検察庁の「受難」とパラドックス)
  • 第3章 法務省と現場(特異な特徴を持つ法務省;矯正の脆弱な基盤;保護観察所における逸脱行為)
  • 第4章 誰のための裁判所か(裁判所は独立しているか;料亭司法/談合と癒着;裁判官の人事は公正か;好待遇の暮らしとは;裁判所が改善すべきこと)
  • 第5章 司法の再生を考える(刑事司法とその再生策;国際的に尊敬される地位の確保)

「BOOKデータベース」 より

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