動物×ジェンダー : マルチスピーシーズ物語の森へ

書誌事項

動物×ジェンダー : マルチスピーシーズ物語の森へ

村井まや子, 熊谷謙介編著

(神奈川大学人文学研究叢書, 50)

青弓社, 2024.2

タイトル別名

動物ジェンダー : マルチスピーシーズ物語の森へ

タイトル読み

ドウブツ ジェンダー : マルチスピーシーズ モノガタリ ノ モリ エ

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収録内容

  • マルチスピーシーズ物語の森のマッピング / 村井まや子, 熊谷謙介著
  • 共苦による連帯とその失敗 : 大江健三郎「泳ぐ男」における性差と動物表象の関係を手がかりに / 菊間晴子著
  • 多和田葉子の動物演劇の試み : 『夜ヒカル鶴の仮面』から『動物たちのバベル』へ / 小松原由理著
  • 皮膚感覚的快楽の果てをめざして / 熊谷謙介著
  • マルチスピーシーズ・フェアリーテール研究序説 / 村井まや子著
  • 銃を持つダイアナ : 二十世紀転換期アメリカにおける狩猟とジェンダーをめぐる言説 / 信岡朝子著
  • オーストラリア児童文学におけるアボリジナル文化 : 精霊の表象を手がかりに / 鈴木宏枝著
  • モクモク村のQちゃん : 「野性」と「男性性」のクィア・リーディング / 菅沼勝彦著
  • ワクチンとしての物語 : 章夢奇のドキュメンタリー作品における女性の語りを手がかりに / 秋山珠子著

内容説明・目次

内容説明

マルチスピーシーズ物語の森へ。人間と動物を対立させる価値観を退け、ポストヒューマンやクィアの思想を取り込みながら、動物表象に潜むジェンダー力学を浮き彫りにする。動物や人間、精霊やウイルスをめぐる物語の森に分け入り、マルチスピーシーズとジェンダーという複合的な視野で作品の可能性を浮上させる。

目次

  • 第1部 記された“動物”と“性”(共苦による連帯とその失敗―大江健三郎「泳ぐ男」における性差と動物表象の関係を手がかりに;多和田葉子の動物演劇の試み―『夜ヒカル鶴の仮面』から『動物たちのバベル』へ;皮膚感覚的快楽の果てをめざして―松浦理英子『犬身』論;マルチスピーシーズ・フェアリーテール研究序説)
  • 第2部 多様な種の文化表象へ(銃を持つダイアナ―二十世紀転換期アメリカにおける狩猟とジェンダーをめぐる言説;オーストラリア児童文学におけるアボリジナル文化―精霊の表象を手がかりに;モクモク村のQちゃん―「野性」と「男性性」のクィア・リーディング;ワクチンとしての物語―章夢奇のドキュメンタリー作品における女性の語りを手がかりに)

「BOOKデータベース」 より

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