スピノザ考 : 人間ならざる思考へ

書誌事項

スピノザ考 : 人間ならざる思考へ

上野修著

青土社, 2024.5

タイトル別名

Spinoza

タイトル読み

スピノザ コウ : ニンゲン ナラザル シコウ エ

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注記

人名索引: 巻末piii-vi

事項索引: 巻末pvii-xviii

収録内容

  • スピノザと真理
  • 『エチカ』は定義で始まる
  • 現実性と必然性
  • 永遠の相のもとに
  • 〈ある〉のすべて
  • 二つの「あたかも」
  • 自然権と自然の権利
  • 近現代哲学の虚軸スピノザ
  • 現実性をめぐって
  • スピノザという崖っぷち
  • 一九世紀フランス社会主義におけるスピノザの不在
  • シモーヌ・ヴェイユとスピノザ、酷薄の哲学のために
  • アンリとスピノザ、近さと遠さ
  • ラカンにおけるスピノザのプレゼンス
  • マルチチュードの転覆性について

内容説明・目次

内容説明

スピノザとともに、人間が消える。モノとその真理だけが残る。われわれを魅惑するとともに恐怖へと陥れるスピノザの思想。その核心に迫るとともに、哲学者たちとの交差を鮮やかに描き出す。スピノザ研究の泰斗による集大成。

目次

  • 1 スピノザ哲学の核心へ(スピノザと真理;『エチカ』は定義で始まる;現実性と必然性;永遠の相のもとに;“ある”のすべて;二つの「あたかも」;自然権と自然の権利)
  • 2 哲学史を通過するスピノザ(近現代哲学の虚軸スピノザ;現実性をめぐって―ライプニッツとスピノザ(1);スピノザという崖っぷち―ライプニッツとスピノザ(2);一九世紀フランス社会主義におけるスピノザの不在;シモーヌ・ヴェイユとスピノザ、酷薄の哲学のために;ラカンにおけるスピノザのプレゼンス;マルチチュードの転覆性について―ネグリとスピノザ)

「BOOKデータベース」 より

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