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「反・東大」の思想史

尾原宏之著

(新潮選書)

新潮社, 2024.5

Other Title

反東大の思想史

Title Transcription

「ハン・トウダイ」ノ シソウシ

Available at  / 119 libraries

Note

参考文献: p303-311

Webマガジン「考える人」(https://kangaeruhito.jp/) で連載された「『反東大』の思想史」(2018年8月-2020年5月) を大幅に加筆修正したもの

Description and Table of Contents

Description

「東大こそは諸悪の根源!」―批判者たちの大義名分とは?国家のエリート養成機関として設立された「東大」。最高学府の一極集中に対し、昂然と反旗を翻した教育者・思想家がいた。慶應義塾、早稲田、京大、一橋、同志社、法律学校や大正自由教育を源流とする私立大学、さらには労働運動家、右翼まで…彼らが掲げた「反・東大」の論理とは?「学力」とは何かを問う異形の思想史。

Table of Contents

  • 第1章 「官尊民卑」の打破―慶應義塾・福澤諭吉の戦い
  • 第2章 「民衆」の中へ―レジャーとモラトリアムの早稲田大学
  • 第3章 「帝大特権」を剝奪せよ―私立法律学校の試験制度改正運動
  • 第4章 「学問」で東大を凌駕する―一橋大学の自負と倒錯
  • 第5章 「詰め込み教育」からの転換―同志社と私立七年制高校
  • 第6章 「ライバル東大」への対抗心―京都大学の空回り
  • 第7章 「知識階級」を排斥せよ―労働運動における反・東大
  • 第8章 「凶逆思想」の元凶―右翼に狙われた東大法学部
  • 終章「反・東大」のゆくえ―東大の「解体」と「自己変革」

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