コロナ禍と出会い直す : 不要不急の人類学ノート

書誌事項

コロナ禍と出会い直す : 不要不急の人類学ノート

磯野真穂著

柏書房, 2024.6

タイトル読み

コロナカ ト デアイナオス : フヨウ フキュウ ノ ジンルイガク ノート

大学図書館所蔵 件 / 12

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p223-230

内容説明・目次

内容説明

最後のお別れすら許さない病院、火葬すら立ち会わせない予防策、子どもたちへの黙食指導、至る所に設けられたアクリル板、炎天下でも外せないマスク、連呼された「気の緩み」―あの光景から希望を紡げるか?人類学者が「不要不急」のフィールドワークから考えた、「和をもって極端となす」日本社会の思考の癖、感じ方の癖!

目次

  • プロローグ 私たちがコロナ禍に出会い直さねばならない理由
  • 1章 新型コロナの“正しい理解”を問い直す―人類学の使い道
  • 2章 新型コロナと出会い直す―医療人類学にとって病気とは何か
  • 3章 「県外リスク」の作り方―医療人類学と三つの身体
  • 4章 新型コロナと気の力―感染拡大を招いたのは国民の「気の緩み」?
  • 5章 私たちはなぜやりすぎたのか―日本社会の「感じ方の癖」
  • 6章 いのちを大切にするとは何か?―介護施設いろ葉の選択
  • エピローグ コロナ禍の「正義」に抗う

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ