解釈学入門
著者
書誌事項
解釈学入門
(叢書・ウニベルシタス, 1164)
法政大学出版局, 2024.5
- タイトル別名
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Hermeneutik : Zugänge, Perspektiven, Positionen
- タイトル読み
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カイシャクガク ニュウモン
大学図書館所蔵 件 / 全131件
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注記
監訳: 山﨑高哉
原著 (wbg Academic, c2021) の全訳
文献一覧: 巻末p1-8
内容説明・目次
内容説明
理解、意味、翻訳とは何か?解釈学(Hermeneutik)とはどのような思考の方法なのか。日常のあらゆる事象の意味を理解し、言葉や記号を翻訳することそれ自体の意味や作用を吟味するこの学問的構えは、ギリシャ・ラテン以来の西洋哲学の伝統に根ざし、近代以降はシュライアーマッハー、ディルタイ、ハイデガー、ガダマー、リクールらのテキスト解釈の技法に結実してきた。そのエッセンスを初心者にも分かりやすく記述した格好の導入書。
目次
- 第1章 概説 解釈学は何のために
- 第2章 解釈学へのアプローチ(人間的なものの理解;出発点としての言語;精神科学と自然科学)
- 第3章 解釈学のパースペクティヴ(理解;意味―意図されたもの;「内なる言葉」;解釈学の範例としての翻訳)
- 第4章 解釈学の立場(解釈学の歴史について;フリードリヒ・D・E・シュライアーマッハー―文法的解釈および「心理学的」解釈;ヴィルヘルム・ディルタイ―生の表現の理解;ハンス=ゲオルク・ガダマー―作用史の観点;簡単な総括と継続する問い)
- 第5章 現在は他者の理解(テキストを解釈する―たとえば、リテルの『慈しみの女神たち』;われわれは他なる文化を理解しているか)
「BOOKデータベース」 より