日本のPKO政策 : 葛藤と苦悩の60年

書誌事項

日本のPKO政策 : 葛藤と苦悩の60年

庄司貴由著

(ちくま新書, 1799)

筑摩書房, 2024.6

タイトル読み

ニホン ノ PKO セイサク : カットウ ト クノウ ノ 60ネン

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注記

主要参考文献: p275-298

JSPS科研費研究活動スタート支援(19K23171)、基盤研究C(24K04690)による研究成果の一部

内容説明・目次

内容説明

戦後、日本が国連に加盟し、冷戦終結後ついに国連平和維持活動(PKO)への自衛隊派遣が実現して以降も、派遣の是非をめぐる論争は絶えなかった。国際社会からの要請、政治家たちの思惑、自衛隊員の安全確保―その水面下ではいかなる政治的議論がめぐらされてきたのか。歴代首相、外務省担当者などのやり取りに焦点を当て、特に現在のPKO政策の根幹となった自民党政権時代の論争を紐解き、国連加盟から約六〇年に及ぶ葛藤と苦悩の歴史を複眼的に浮かび上がらせる。

目次

  • 第1章 冷戦期―外務省の牽引
  • 第2章 冷戦後の混迷―湾岸危機・戦争
  • 第3章 「若葉マーク」の苦悩―カンボジアPKO参加
  • 第4章 二つのアフリカ―ソマリアとモザンビーク
  • 第5章 戦後最長派遣―連立政権とゴラン高原
  • 第6章 東南アジアへの回帰―新独立国家東ティモールへ
  • 第7章 転換の諸相―ハイチと南スーダン

「BOOKデータベース」 より

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