書誌事項

倫理資本主義の時代

マルクス・ガブリエル著 ; 土方奈美訳

(ハヤカワ新書, 028)

早川書房, 2024.6

タイトル別名

Doing good : how ethical capitalism can save liberal democracy

タイトル読み

リンリ シホン シュギ ノ ジダイ

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注記

監修: 斎藤幸平

内容説明・目次

内容説明

いまや資本主義は行き詰まり、世界は「入れ子構造の危機」に瀕している。だが停滞と貧困をもたらす「脱成長」に活路はない。我々が目指すべきは道徳的価値と経済的価値の再統合、すなわち「倫理資本主義」だ。最高哲学責任者(CPO)と倫理部門が企業をリードし、子どもたちが投票権を持ち、AIを社会的技術として再定義する―このパラダイムシフトはいかにして実現可能か?アダム・スミス、カント、マルクス、アドルノらの哲学的蓄積の上に、世界のあるべき姿を大胆かつ精緻に立ち上げる。

目次

  • 第1部 哲学者、経済を考える(「倫理」「資本主義」「社会」を定義する;入れ子構造の危機―現状の複雑性)
  • 第2部 倫理資本主義(経済学の危機;道徳的価値と経済的価値をリカップリングさせる―新しい啓蒙への道;ヒトという動物―協力を最優先する;道徳的進歩と持続可能性;追伸:物象化としての「資本主義」)
  • 第3部 応用篇(CPOと倫理部門;子どもたちに選挙権を!;形而上学的パンデミック―欲望をコントロールする;次世代のAI倫理)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD0748378X
  • ISBN
    • 9784153400283
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    298p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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