保存修復の技法と思想 : 古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで
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保存修復の技法と思想 : 古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで
(平凡社ライブラリー, 966)
平凡社, 2024.6
改訂
- タイトル別名
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保存修復の技法と思想 : 古代芸術ルネサンス絵画から現代アートまで
改訂保存修復の技法と思想
- タイトル読み
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ホゾン シュウフク ノ ギホウ ト シソウ : コダイ ゲイジュツ・ルネサンス カイガ カラ ゲンダイ アート マデ
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注記
2015年刊の改訂
博士論文「保存修復の技法と思想 : チェーザレ・ブランディ (1906-1988) の介入倫理を軸として」(京都大学, 2014年) に加筆・修正したもの
参考文献: p372-397
人名索引: p409-412
内容説明・目次
内容説明
傷つき、色あせた作品に「延命」を施す保存修復の仕事。修復士たちが作品を前に重ねてきた試行錯誤の歴史を豊富な実例と文献から丹念に読みとく。修復されるのは時を経た絵画ばかりではない。公共空間のなかにあって変容しつづけるパブリック・アート、落書きや切り裂きなどの「ヴァンダリズム」を被った絵画、多様な素材から構成される現代美術の作品群への介入は、いかなる思想と技法をもって展開されるのか。
目次
- 序章 「診断」
- 第1章 洗浄の哲学―可逆性
- 第2章 補彩の技法―判別可能性
- 第3章 甦る芸術の生を求めて―適合性
- 第4章 修復という「嘘/ファンタジー」―最小限の介入
- 第5章 欠落と証言のアーカイヴ―保存修復としてのドキュメンテーション
- 第6章 保存修復学再考―「修復は、一瞬の閃光ではない」
- 資料 ウンベルト・バルディーニ『修復の理論―方法論の統一第一巻』
「BOOKデータベース」 より