武士の道徳学 : 徳川吉宗と室鳩巣『駿台雑話』

書誌事項

武士の道徳学 : 徳川吉宗と室鳩巣『駿台雑話』

川平敏文著

(角川選書, 671)

KADOKAWA, 2024.6

タイトル別名

武士の道徳学 : 徳川吉宗と室鳩巣駿台雑話

タイトル読み

ブシ ノ ドウトクガク : トクガワ ヨシムネ ト ムロ キュウソウ スンダイ ザツワ

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注記

参考文献: p277-286

参考年表: p287-290

内容説明・目次

内容説明

十八世紀初頭、江戸幕府に仕えた朱子学者・室鳩巣。新井白石の推挙により幕儒として召し抱えられた鳩巣は、徳川吉宗が行った「享保の改革」の相談役として活躍。没後も、著書『駿台雑話』が松平定信による「寛政異学の禁」の骨子をなし、明治から昭和戦前にかけて国語教科書に採用されるなど、その影響は近代にまで及ぶ。室鳩巣の歩みと影響を追うことで、思想、歴史、文学などにわたる日本人の道徳観を解き明かす。

目次

  • 序章 鳩巣、江戸へ―不遇意識のゆくえ
  • 第1章 幕儒としての日々
  • 第2章 庶民教化の時代
  • 第3章 『駿台雑話』の成立
  • 第4章 異学との闘い
  • 第5章 武士を生きる
  • 第6章 文学とは何か
  • 終章 後代への影響―『駿台雑話』の受容史

「BOOKデータベース」 より

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