総力戦体制と「福祉国家」 : 戦時期日本の「社会改革」構想

書誌事項

総力戦体制と「福祉国家」 : 戦時期日本の「社会改革」構想

高岡裕之著

(岩波現代文庫, 学術 ; 479)

岩波書店, 2024.7

増補

タイトル別名

増補総力戦体制と福祉国家 : 戦時期日本の社会改革構想

総力戦体制と福祉国家 : 戦時期日本の社会改革構想

タイトル読み

ソウリョクセン タイセイ ト「フクシ コッカ」 : センジキ ニホン ノ「シャカイ カイカク」コウソウ

大学図書館所蔵 件 / 92

この図書・雑誌をさがす

注記

岩波書店2011年1月刊の文庫化

文庫化にあたり「補章 高田保馬と戦時人口政策」を追加したもの

注: p395-417

内容説明・目次

内容説明

「福祉国家」日本のルーツは本当に戦時期にあるのだろうか―厚生省設立や国民健康保険制度などの「戦時社会政策」をめぐる政府や地方と軍部とのせめぎ合いに着目し、戦後のあり方とは異なる、総力戦体制下の「福祉(社会)国家」の姿を浮かび上がらせた名著、待望の文庫化。戦時人口政策に大きな影響を与えた社会学者・高田保馬を論じた補章を付す。

目次

  • 序章 戦時期日本の「社会国家」構想
  • 第1章 厚生省の設立と陸軍の「社会国家」構想
  • 第2章 広田‐第一次近衛内閣期の「社会政策」と「社会国家」
  • 第3章 戦時労働政策と「社会国家」
  • 第4章 戦時人口政策と「社会国家」
  • 第5章 「健兵健民」政策と戦時「社会国家」
  • 終章 戦時「社会国家」の歴史的位置
  • 補章 高田保馬と戦時人口政策

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ