大阪・関西万博「失敗」の本質
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書誌事項
大阪・関西万博「失敗」の本質
(ちくま新書, 1808)
筑摩書房, 2024.8
- タイトル別名
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大阪関西万博失敗の本質
- タイトル読み
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オオサカ・カンサイ バンパク「シッパイ」ノ ホンシツ
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注記
参考文献: p244-249
関連年表: p250-253
内容説明・目次
内容説明
遅々として進まないパビリオン建設。肩透かしを食らう機運醸成。理念なき中、喧伝される経済効果。夢洲の開発にかける維新の思惑。過去の成功体験に引きずられながら、詰めが甘いまま進行してしまった大阪・関西万博。現状のまま開催されれば、「成功」とは到底言えないだろう。なぜこうした事態に陥ったのか。その真相を深掘りする。
目次
- 第1章 維新「政官一体」体制が覆い隠すリスク―万博と政治(「歓喜の夜」から一転、次々と噴き出す課題;夢洲は本当に「負の遺産」なのか ほか)
- 第2章 都市の孤島「夢洲」という悪夢の選択―万博と建築(日本の万博出展史に見る海外パビリオンの重要性;建設遅れは参加国ではなく開催国の責任 ほか)
- 第3章 「電通・吉本」依存が招いた混乱と迷走―万博とメディア(東京五輪談合事件の衝撃と余波;電通が牽引した戦後の博覧会60年史 ほか)
- 第4章 検証「経済効果3兆円」の実態と問題点―万博と経済(万博コスト増への反論が持ち出される「経済効果」;そもそも経済波及効果とは何か―短期と中長期の二面から ほか)
- 第5章 大阪の「成功体験」と「失敗の記憶」―万博と都市(博覧会の成功、湾岸開発の失敗、カジノの未来;博覧会都市の始まり「第五回内国勧業博覧会」 ほか)
「BOOKデータベース」 より