閔妃暗殺 : 朝鮮王朝末期の国母

書誌事項

閔妃暗殺 : 朝鮮王朝末期の国母

角田房子著

(ちくま学芸文庫, [ツ12-1])

筑摩書房, 2024.8

タイトル読み

ミンビ アンサツ : チョウセン オウチョウ マッキ ノ コクボ

大学図書館所蔵 件 / 56

この図書・雑誌をさがす

注記

底本: 新潮社刊(1988年, 1993年)

シリーズ番号はブックジャケットによる

主要参考文献: p491-494

内容説明・目次

内容説明

1895年10月8日、朝鮮駐在特命全権公使・三浦梧楼指揮の下、日本の官僚と軍人が朝鮮王朝の王宮・景福宮に乱入し、王妃を殺害するという大事件が発生した。本書はその顛末を詳述したもの。韓国でも翻訳出版され、大きな反響を得た。日本で「閔妃暗殺」と呼ばれるこの事件は韓国では「乙未事変」と呼ばれ、日本人にとっての「忠臣蔵」のように誰もが知る歴史的出来事となっている。一方、日本では歴史教科書への記載も少なく、認識している人も多くはない。いったい誰がなぜこのような凶行を計画したのか?未来のために、日韓関係に深い傷を残したこの大事件の全容を知る。

目次

  • 李氏朝鮮王朝通信使
  • 大院君、政権を握る
  • 閔妃登場
  • 悲しき王妃の座
  • 閔氏一族の結束
  • 王世子誕生
  • 朝鮮の鎖国を破った日本
  • 反閔妃、反日のクーデタ
  • 大院君拉致事件
  • 開化派青年たちの見た日本
  • 閔妃暗躍
  • 王妃をとりまく外国人たち
  • 刺客と世紀末のパリ
  • 外務大臣陸奥宗光の記録
  • 朝鮮王朝の分裂外交
  • 閔妃の自負心
  • 日本公使の交替
  • 下関の李鴻章
  • 公使井上馨の失権
  • 王妃暗殺計画〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ