人類はどこで間違えたのか : 土とヒトの生命誌

書誌事項

人類はどこで間違えたのか : 土とヒトの生命誌

中村桂子著

(中公新書ラクレ, 819)

中央公論新社, 2024.8

タイトル読み

ジンルイ ワ ドコ デ マチガエタ ノカ : ツチ ト ヒト ノ セイメイシ

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注記

主要参考文献: p316-318

内容説明・目次

内容説明

気候変動、パンデミック、格差、戦争…人類史20万年の岐路の今、我々の生き方が問われている。独自の生命誌研究のパイオニアが科学の知見をもとに、古今東西の思想や文化、実践活動の成果をも取り入れて「本来の道」を探る。まず生命誌40億年の振り返り、生きものとしてのヒトの原点を確認。次に自然を、生きものを、そして我々自身をも手なずけようとしてきた人類史を検証。そこから身近な「土」の重要性が浮き彫りになる・レジェンド研究者の結論。

目次

  • 第1部 生命40億年―「私たち生きもの」の中の私(他人事はどこにもない―「私たち」の中の私;始まりは「私たち生きもの」の中の私;体内常在菌叢とウイルス叢があってこその「私」 ほか)
  • 第2部 ホモ・サピエンス20万年―人間らしさの深まりへ(ホモ・サピエンスへの道―まず身体性を;明確になる人間らしさ―認知革命;人間らしさを見つめて―言葉の周囲を巡る ほか)
  • 第3部 土への注目―狩猟採集から農耕への移行と「本来の道」(農耕へ向けて―生命誌による物語を持った上で;農耕社会への移行―拡大志向と格差の始まり;自然の見直しの始まり―有機農業 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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