楽しい政治 : 「つくられた歴史」と「つくる現場」から現代を知る
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楽しい政治 : 「つくられた歴史」と「つくる現場」から現代を知る
(講談社選書メチエ, 814)
講談社, 2024.10
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楽しい政治 : つくられた歴史とつくる現場から現代を知る
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タノシイ セイジ : ツクラレタ レキシ ト ツクル ゲンバ カラ ゲンダイ オ シル
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Contents of Works
- 集会と虐殺
- コンクリートジャングルのカウボーイ
- 妖怪と差別
- ビデオと映画
- 「トイ・ストーリー」はフェミニズム映画か?
- ともに夢見るユートピア
- 「アウトサイド」の国
- アメリカのカーデモ
- 代々木のデモのエスノグラフィー
- モニュメント・ウォーズ
- 言葉のモニュメント
- かえりみるミュージアム
- KポップファンのコンヴァージェンスなBLM
- オルタナ右翼のカエル神
Description and Table of Contents
Description
「今」という時は「過去」の上に成り立っていて、その成り立ちには無数の人の無数の意図が混入しています。本書は、第1部で『ウォッチメン』、『コンクリート・カウボーイ』、『トイ・ストーリー』、『ノマドランド』などの映像作品から「今」がいかにして「過去」の上にあるのかを探り、第2部では「Qアノン」などの陰謀論、旧約聖書を再現した「創造博物館」、作者の意図を超えて利用された「カエルのペペ」など、世界の「今」を取り上げ、そこに潜む「政治」を明らかにします。巻末には「キーワード事典」を完備。政治の「過去」と「今」を楽しく知る、最良のガイドブック!
Table of Contents
- 第1部 つくられた歴史くら“構造”を知る(集会と虐殺―パブリック・ヒストリーが開いた負の歴史;コンクリートジャングルのカウボーイ―「歴史修正」の功罪;妖怪と差別―トラウマと人種主義を「楽しむ」倫理;ビデオと映画―共感の普遍化と“構造による人種差別”;「トイ・ストーリー」はフェミニズム映画か?―#MeTooと進化するアメリカン・アイデンティティ ほか)
- 第2部 つくる現場から“コミュニケーション”を知る(アメリカのカーデモ―コロナ禍のフィールドで声をあげる;代々木のデモのエスノグラフィー―「フィールド」をつなぎ、「見えない」ものに目を凝らす;モニュメント・ウォーズ―記念碑をめぐる闘争と記憶する社会運動;言葉のモニュメント―形のない「記念碑」で記憶する;かえりみるミュージアム―博物館で/を植民地主義の歴史から脱する ほか)
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