勝利を愛する人々 : 共和政ローマ
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勝利を愛する人々 : 共和政ローマ
(講談社選書メチエ, 805 . 地中海世界の歴史 / 本村凌二著||チチュウカイ セカイ ノ レキシ ; 5)
講談社, 2025.1
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ショウリ オ アイスル ヒトビト : キョウワセイ ローマ
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Note
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
関係略年表: p8-9 (ページ付なし)
参考文献: p258-262
索引あり
Description and Table of Contents
Description
ギリシアにポリスが栄え、ヘレニズム文明が展開する間に、イタリア半島ではローマ人が着々と力を蓄えていた。エトルリア人の王族を追放し、徹底して独裁を嫌った「共和政ファシズム」の熱狂と、「父祖の遺風」の尊重は、勝利への強い固執と、「祖国」という新たな価値を生み出す。古代地中海の一方の雄、フェニキア人との覇権争いは、カルタゴの名将ハンニバルと大スキピオの決戦を経て、いよいよ世界史の転機となる紀元前一四六年を迎える。
Table of Contents
- 第一章 伝説のなかで戦いが始まる(建国伝説と王政七代;忘却のエトルリア文明;共和制ローマの政治と法;カミルス伝説と「国辱の日」)
- 第二章 偉大な父祖たちの半島(保護と奉仕の絆;ナムニウム戦争の半世紀;「共和制ファシズム」と民衆の熱気)
- 第三章 運命の巨大な褒賞(カルタゴとローマ;シチリア争奪戦―第一次ポエニ戦争;ハンニバル対ローマの「剣と盾」―第二次ポエニ戦争;大スキピオとハンニバルの明暗―ザマの決戦)
- 第四章 地中海の覇者へ(ヘレニズム諸王国との対決―マケドニアとシリア;国粋主義者カトーの苛立ち;「ギリシアかぶれ」とローマ社会;カルタゴ滅亡―第三次ポエニ戦争)
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