家族と互助・共助の哲学
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家族と互助・共助の哲学
(未来世界を哲学する / 《未来世界を哲学する》編集委員会編, 第4巻)
丸善出版, 2025.1
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家族と互助共助の哲学
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カゾク ト ゴジョ・キョウジョ ノ テツガク
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Note
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
その他の著者: 日比野由利, 安部彰, 平出喜代恵
引用・参照文献: p178-184
Contents of Works
- 家族なき世界における介護の未来 / 中塚晶博 著
- 生殖技術がつくり出す多様な家族 / 日比野由利 著
- ヤングケアラーから考える / 安部彰 著
- 人間の義務としての高齢者介護 / 平出喜代恵 著
Description and Table of Contents
Description
私たちは他者との関係を抱えて一生を過ごす。その際、家族は人間にとって最も身近にあり、かつ密接に関わる社会集団となるが、それゆえに家族は、その時々の社会的課題を色濃く反映して変容しつつ、その維持存続がはかられる。未来社会の家族について哲学することは、これから私たちがどのような関係性を基軸にして人生をデザインしてゆくかという問題に直結している。生殖、誕生、子育て、介護とケア、家族関係といった諸問題について、それらにおける技術的課題、医療的課題、経済的課題、その他に光を当てることで、未来社会におけるライフデザインについて考えてみたい。
Table of Contents
- 第1章 家族なき世界における介護の未来―個人の自由と法律・制度(家族介護は地獄への入り口か;家族に満ちた世界の終焉 ほか)
- 第2章 生殖技術がつくり出す多様な家族―後期近代における血縁と親密圏の再編成(生殖技術を取り巻く法制度と社会;第三者が関わる生殖技術と家族 ほか)
- 第3章 ヤングケアラーから考える―その問題と私たちがめざすべきケアと社会の未来について(ヤングケアラーとはどのような存在か;ヤングケアラーという経験とその中核的な問題 ほか)
- 第4章 人間の義務としての高齢者介護―尊厳・親切・感謝のコミュニケーション(高齢者介護という「問題」;カント倫理学の基本 ほか)
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