虚構の日米安保 : 憲法九条を棚にあげた共犯関係
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虚構の日米安保 : 憲法九条を棚にあげた共犯関係
(筑摩選書, 0299)
筑摩書房, 2025.3
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虚構の日米安保 : 憲法9条を棚にあげた共犯関係
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キョコウ ノ ニチベイ アンポ : ケンポウ キュウジョウ オ タナ ニ アゲタ キョウハン カンケイ
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Note
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
シリーズ番号は奥付による
Description and Table of Contents
Description
そもそも日米安全保障条約は虚構であった。一九六〇年の日米安保改正での岸首相とダレス国務長官の非公式合意が、今日も変わることなく継続している。日米地位協定、核密約、憲法九条の棚あげ、安保条約を再定義した日米安保共同宣言、そして日米政府間協議の実質的な最高権力化…。本書は歴代内閣と米国による日米共犯関係の戦後史をえぐり出す一方、米国の戦後一貫した安全保障政策、同盟国・米国と日本との信頼にズレが生じつつある実態を解明する。
Table of Contents
- 序章 日米安保と日本国憲法
- 第一章 日米、異なる安保構想
- 第二章 被爆国にとっての核の安全保障
- 第三章 日米軍事一体化と憲法九条
- 第四章 「セキュリティ」―原点と変遷
- 第五章 地殻変動期に入った日米安保
- 終章 立憲主義の復権を目指して
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