戦前日本の「聖地」ツーリズム : キリスト・日蓮・皇室
著者
書誌事項
戦前日本の「聖地」ツーリズム : キリスト・日蓮・皇室
(NHKブックス, 1294)
NHK出版, 2025.5
- タイトル別名
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戦前日本の聖地ツーリズム : キリスト日蓮皇室
- タイトル読み
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センゼン ニホン ノ「セイチ」ツーリズム : キリスト・ニチレン・コウシツ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
内容説明・目次
内容説明
無邪気な日常語に「排除」の歴史を見通す。いま「聖地」の巡礼とは宗教や漫画の「ご当地めぐり」を指し、個人の嗜好にもとづいた自由な行為だが、昭和戦前期は違った。同調しない人を非難し排除する、強い圧力を伴ったのである。本書は、はじめは教養主義エリートの西洋への憧れから生まれ、一般大衆へと広がった「聖地」めぐりのブームが、いかに発展し、社会の中の同調圧力を生み出すに至ったかを解明する試みである。この過程に、「全国的鉄道網の整備によるツーリズムの大衆化」が強く作用したことは、これまで看過されてきたのではないか―実力派の歴史家が描き出す、瞠目の日本〈感情〉近代史!
目次
- 「聖地」の日本化
- 「日蓮と基督」―高山樗牛と田中智学の日蓮像
- 教養主義と日蓮ツーリズム―身延山、富士身延鉄道、高山樗牛
- 天皇崇敬の〈宗教〉化―大逆事件と天皇の代替わり
- 明治神宮と渋沢栄一―意図せざる「聖地」の創出
- 〈体験〉と〈気分〉の共同体―大正期以降の伊勢神宮・明治神宮参拝ツーリズム
- 日蓮の「聖地」と明治神宮―田中智学による「聖地」の規範化
- 「聖地」のセット化(1)―橿原神宮と「三大神宮」
- 「聖地」のセット化(2)―田中智学の「五大聖地」巡拝
- 「聖地」のセット化(3)―大軌グループと「三聖地」
- 総力戦体制と「聖地」ツーリズム―「自粛」下のツーリズムを正当化する論理
- キリスト発、日蓮経由、皇室ゆき
「BOOKデータベース」 より
