古典の継承者たち : ギリシア・ラテン語テクストの伝承にみる文化史
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古典の継承者たち : ギリシア・ラテン語テクストの伝承にみる文化史
(ちくま学芸文庫, レ8-1)
筑摩書房, 2025.6
- タイトル別名
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Scribes and scholars : a guide to the transmission of Greek and Latin literature
古典の継承者たち : ギリシアラテン語テクストの伝承にみる文化史
- タイトル読み
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コテン ノ ケイショウシャ タチ : ギリシア・ラテンゴ テクスト ノ デンショウ ニ ミル ブンカシ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
国文社(1996年刊)より刊行されたものを原書の第4版(2013年刊)に基づき改訂し文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
われわれが親しむギリシアとローマの古典は、現在の形を取るまでに紆余曲折を経てきた。書写された複数の本から原典を正確に復元し、保存すること、そして伝承すること。本書はその営為の過程を追う。古代における書籍取引の実態から始まり、巻子本から冊子本への変化、カロリング時代に増加する本の生産、書体の発展、ルネサンスの校訂学など、興趣に富んだ説明がなされる。テクストの存続には物質的要件に加え、時代ごとの学問や教育態勢も大きく与っていた。文献保存に注いだ人々の情熱を伝える名著。文庫化に際しては、原著第四版を底本とした。
目次
- 第一章 古代
- 第二章 東のギリシア語圏
- 第三章 西のラテン語圏
- 第四章 ルネサンス
- 第五章 ルネサンス以降
- 第六章 テクスト批判
「BOOKデータベース」 より