Bibliographic Information

巨樹の民俗学

牧野和春著

恒文社, 1986.3

Title Transcription

キョジュ ノ ミンゾクガク

Access to Electronic Resource 1 items

Available at  / 68 libraries

Description and Table of Contents

Description

木の文化は、日本古来からの文化的特色である。恵まれた自然環境が生み出した多くの森林樹木により、木造建築、家具、彫刻など、日本人は木に親しみ木と共に生活してきた。そこに培われた日本人の情感すらも木の影響を大きく受けている。木を畏れ敬い、神の眷属もしくは神そのものとして巨樹をあがめたのは、いつの頃からであうろうか。そして、天孫降臨などのカミ観念の母胎ともなった巨樹巨木は、信仰の対象としてだけでなく、いまなお現代人の心の大きなよりどころとして生き続けている。こうした巨樹と日本人の交歓のさまを、『桜の精神史』『樹霊千年』などの問題作で木の文化と正面から取り組んできた著者が、ここに新しく想を練り『巨樹の民俗学』と題して世に問う論考。

Table of Contents

  • 1 巨樹への視点
  • 2 巨樹からみた日本文化誌
  • 3 巨樹伝説
  • 4 巨樹のもつ意味と機能
  • 5 巨樹と日本人の心的活力

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BN00248034
  • ISBN
    • 4770406398
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    236p, 図版2枚
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
Page Top