ラテンアメリカ危機の構図 : 累積債務と民主化のゆくえ

書誌事項

ラテンアメリカ危機の構図 : 累積債務と民主化のゆくえ

細野昭雄, 恒川恵市著

(有斐閣選書, 124)

有斐閣, 1986.4

タイトル読み

ラテン アメリカ キキ ノ コウズ : ルイセキ サイム ト ミンシュカ ノ ユクエ

大学図書館所蔵 件 / 157

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

今日、ラテンアメリカの経済は、大恐慌以来といわれる最悪の状態にある。この3年間の成長率はゼロ、主要国は平均3桁のインフレに呻吟し、失業者も急増している。他方、独立後160年余の間に種々雑多な政治的経験をしそのすべてに挫折してきたラテンアメリカ諸国の多くでは新たな政治制度をいかにして創出するかについて長期的な戦略を見失い、様々な形の試行錯誤を重ねている。本書は、ラテンアメリカが直面している今日の政治経済危機の構造と要因を豊富なデータを駆使して分析しさらに、各国の将来像を長期的な視野にたって展望する。

目次

  • 1 経済危機の構造と要因(1章 経済危機の構造;2章 経済危機の直接的要因;3章 債務累積の要因と危機への過程;4章 経済危機の構造的要因;5章 ラテンアメリカ経済の展望)
  • 2 政治危機の構造と要因(6章 政治危機の現状;7章 人民主義の実験;8章 人民主義の挫折と軍政への転換;9章 軍事政権と権威主義体制;10章 文民政権の現在と将来)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ