ブロッホの生涯 : 希望のエンサイクロペディア
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書誌事項
ブロッホの生涯 : 希望のエンサイクロペディア
(平凡社選書, 92)
平凡社, 1986
- タイトル読み
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ブロッホ ノ ショウガイ : キボウ ノ エンサイクロペディア
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注記
エルンスト・ブロッホ年譜: p322-338
文献目録: p340-347
内容説明・目次
内容説明
《ユートピアの精神》《希望の原理》の2大著書で知られる孤高の哲学者エルンスト・ブロッホ。本書は,そのおいたちから〈成就としての死〉までを丹念にたどり,20世紀の激しい動きのなかで,自己の思想を置かれてきた状況とつねにあい関わせながら,〈希望の哲学〉を追究したことを浮彫りにする。そしてルカーチ,ヴェーバー,ベンヤミン,ショーレムら同時代人の言葉を織り込む〈モンタージュ〉の手法により,ブロッホの生涯を躍動的に描いている。ここではじめて,難解で近寄りがたいとされているブロッホが身近な人物となり,その問題設定が私たちのそれと接点を持つにいたるのである。
目次
- 序章 いまなぜブロッホか
- 1 成長と生成
- 2 青春の友ルカーチ
- 3 『ユートピアの精神』
- 4 反ファシズム闘争のなかの〈遺産〉
- 5 新生ドイツの道とブロッホ教授
- 6 希望は裏切られることがある
- 資料編(注と資料ノート;エルンスト・ブロッホ年譜;文献目録)
「BOOKデータベース」 より