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量子力学論争

フランコ・セレリ著 ; 櫻山義夫訳

共立出版, 1986.7

タイトル別名

Die Debatte um die Quantentheorie

タイトル読み

リョウシ リキガク ロンソウ

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注記

参考文献: p[174]-176

本書に関する年代表: p[191]-193

索引: 巻末

英文原著を著者とローマン・セクスルで独訳したもの(Braunschweig : Friedr. Vieweg, 1983)の翻訳

内容説明・目次

内容説明

量子論は、決して哲学的に中立ではない。それどころか、自明だと思われる物理的実在性の考えと矛盾する予言に導く。量子論が正しいとすれば、実在のとらえ方を考え直さねばならないことになる。量子論をめぐって起こった賛成派(ボーア、ハイゼンベルク、ボルンら)と反対派(アインシュタイン、プランク、ドゥ・ブローイら)との論争は、哲学的立場の根本的な相違に起因する。この論争は、部分的には今までの物理学の限界にまで挑戦する新しい実験によって再燃した。哲学的に大きな影響を及ぼす帰結に導かれる可能性も出てきている。

目次

  • 1章. 量子論の研究者と物理学的世界像
  • 2章. 量子力学は完全な理論か
  • 3章. 粒子と波動の二重性
  • 4章. アインシュタイン‐ポドルスキー‐ローゼンのパラドックス
  • 5章. 分離可能性から導かれる不等式
  • 6章. 実験哲学

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN00433761
  • ISBN
    • 4320032314
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 203p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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