アメリカ資本主義と学校教育 : 教育改革と経済制度の矛盾

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アメリカ資本主義と学校教育 : 教育改革と経済制度の矛盾

S.ボウルズ, H.ギンタス著 ; 宇沢弘文訳

(岩波現代選書, 122-123)

岩波書店, 1986.12-1987.1

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タイトル別名

Schooling in capitalist America : educational reform and the contradictions of economic life

タイトル読み

アメリカ シホン シュギ ト ガッコウ キョウイク : キョウイク カイカク ト ケイザイ セイド ノ ムジュン

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内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784000047913

内容説明

自由と平等を標榜する国アメリカ—しかしそこには社会的不平等と差別意識が厳然として存在する。そして教育制度のあり方にも、それらが明瞭に反映している。したがってアメリカの学校教育を変革するためには、まず資本主義の経済体制とその上につくられた生活様式そのものを変革しなければならない。アメリカの経済学の俊英2人が真正面から教育問題に取り組んだ本書は、アメリカ社会の現実を鋭く描くとともに、日本の教育を考える上にも、大きな示唆を与える。

目次

  • 第1部 リベラルな教育改革の矛盾(教育のフロンティアを超えて—大いなる「アメリカの夢」の凍結;打ち破られた期待—学校改革を振り返って)
  • 第2部 教育と経済構造(問題の根源にあるもの—資本主義経済;教育、不平等、能力主義;教育と人格的発達—仕事の長い影)
巻冊次

2 ISBN 9784000047920

内容説明

アメリカの社会と学校教育を変革することは可能か!「ラジカル経済学」の旗手2人が熱情を込めて教育問題に真正面から取組んだ本書は、まさにアメリカ民主主義の伝統とリベラルな学問探求の結実である、と言えよう。本巻では、大衆公教育の起源と高等教育の変遷に光を当て、アメリカにおける現状に対する鋭い批判を通して、そのあるべき姿と可能性をさぐる。さまざまな未解決の課題を抱える日本の場合を考えるためにも、必読の書である。

目次

  • 第3部 教育変革の歴史(大衆公教育の起源;法人資本と進歩主義的教育;高等教育の転換とホワイトカラー・プロレタリアートの出現;資本蓄積、階級闘争、教育変革)
  • 第4部 革命への道(教育の可能性;教育、社会主義、革命)

「BOOKデータベース」 より

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