戦争とたたかう : 一憲法学者のルソン島戦場体験

書誌事項

戦争とたたかう : 一憲法学者のルソン島戦場体験

久田栄正, 水島朝穂著

日本評論社, 1987.2

タイトル読み

センソウ ト タタカウ : イチ ケンポウ ガクシャ ノ ルソントウ センジョウ タイケン

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注記

参考文献: p440-455

『戦争とたたかう』関連略年譜: p456-457

内容説明・目次

内容説明

野付牛中(北見北斗高)、旧制四高、京大、野戦重砲第12連隊。そしてルソン戦場の極限状況においても、一貫して「人間」でありつづけようとした久田栄正(北海道教育大学名誉教授)の姿を、朝鮮戦争後生まれの若い憲法研究者が、証言と資料で跡づけ「体験」が平和的生存権論に結実するまでを描く。

目次

  • プロローグ 「戦争を知らない子供たち」の世代から
  • 1 一貫した反軍精神
  • 2 軍隊の内務班生活—人間改造への抵抗
  • 3 「満洲」へ—経理部将校となる
  • 4 「ルソン決戦」への道程
  • 5 米軍リンガエン湾に上陸
  • 6 退却行はじまる
  • 7 「人間廃業」の戦場
  • 8 日本軍隊の崩壊—降伏
  • 9 捕虜収容所における「憲法論争」
  • エピローグ 平和憲法に生きて(戦争体験の活かし方;中曽根首相の戦争体験;戦争体験と日本国憲法;戦場体験から生み出された平和的生存権)

「BOOKデータベース」 より

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