漱石的主題
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漱石的主題
春秋社, 1986.12
- タイトル読み
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ソウセキテキ シュダイ
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内容説明・目次
内容説明
時代を象徴する〈漱石〉、いつも何かに追いたてられている〈漱石〉とはなにか?〈母子と無意識〉の問題、〈性と三角関係〉の問題、〈家と夫婦〉の問題、〈意識と自然〉の問題、〈文明苦〉の問題など、作品を圧倒してまで白熱化する漱石の問題意識を、初期から最後の漱石まで、作品を追って徹底討議!
目次
- PART1 文明の中の漱石(いま、漱石とは?;明治以降の全問題を象徴;初期作品の問題点;戦後作家としての漱石;三角関係と文明論;漱石の狂気;漱石の病跡;漱石の時代と現代)
- PART2 無意識の中の漱石(方法としての〈夢〉;作家としての漱石の誕生;意識と自然の問題;「文学論」をめぐって;漱石の文学者像)
- PART3 漱石の場所(文学史の中の漱石;漱石と鴎外の問題;制度としての結婚;漱石の描いた女性;夫婦の眼—道草;自然・天・神;晩年の漱石—良寛との共通性;漱石の漢詩と明暗;漱石の最後の場所—明暗の意味)
- おわりに 〈現在〉の中の漱石(重くなる現代の苦悩)
「BOOKデータベース」 より