海の民 : 漁村の歴史と民俗
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海の民 : 漁村の歴史と民俗
(平凡社選書, 104)
平凡社, 1987.2
- タイトル読み
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ウミ ノ タミ : ギョソン ノ レキシ ト ミンゾク
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海の民 : 漁村の歴史と民俗
1987
限定公開 -
海の民 : 漁村の歴史と民俗
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内容説明・目次
内容説明
仕事場と住居が一体となった家船の生活、夜漁で得た魚を朝方行商する女たち、「浮鯛系図」と神功皇后伝説、末子相続の習俗、関東や瀬戸内海各地へ新漁法を伝え、広汎に活躍した紀州漁民、鯨とりの勇敢な海人たち、肥料船で結ばれた農民と漁民、地曳網から沖とりへ、漁業技術の伝播は浦をどう変えたか…。村々を歩き、昔からの慣行や伝承を聞きとり、漁具を調査し、文献・史料で検証する。常民文化研究の道半ばにして急逝した著者が、忘れられた漁業への愛着をもって語る。畢生の海民論。
目次
- 1 海の民—黒潮の海人(海部の姿;瀬戸内海の漂泊漁民;紀州の漁民;漁村の特質と今後の課題)
- 2 漂泊する漁民(能地漁民の展開;「浮鯛系図」考—漂泊漁民の伝承文芸;名替まつり)
- 3 瀬戸内海の漁業と漁村(能美島(広島県大柿町)の漁民;久賀浦(山口県久賀町)の漁民;呉・瀬戸町の網座;豊島)
- 4 黒潮の海民(捕鯨の浦;地下網の村 志摩長岡村;イルカ漁の村 伊豆川奈;定置網の村 紀州九鬼浦;船手組と水主役)
「BOOKデータベース」 より