平安朝文学の史的研究
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平安朝文学の史的研究
吉川弘文館, 1974.4
- タイトル読み
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ヘイアンチョウ ブンガク ノ シテキ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
本書は「枕草子」「源氏物語」「栄花物語」「大鏡」の四つの作品を中心に、主としてこれらの書の歴史的意義について検討を加えたものである。したがって、歴史の時代の流れの中に本研究の主題を置くならば,それは摂関政治の絶頂期である道隆政権が成立して、それがまもなく衰退し、つぎに道長政権が確立し頂点に達するまでの形成過程を彩り上げたものである。
目次
- 第1章 枕草子の歴示的背景(枕草子と中関白家;中宮定子と清少納言)
- 第2章 源氏物語の歴史意識(源氏物語の史的背景;源氏物語の準拠と構想;源氏物語の時代;紫式部とその生涯;歴史物語に及ぼした影響)
- 第3章 歴史物語の諸問題(王朝時代の歴史と文学;栄花物語の本質;内容上からみた栄花物語・大鏡の特徴;栄花物語の各巻の特徴;栄花物語の時代背景;大鏡の歴史批判の性格;金沢文庫と歴史物語)
「BOOKデータベース」 より