ピューリタンの末裔たち : アメリカ文化と性
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ピューリタンの末裔たち : アメリカ文化と性
研究社出版, 1987.2
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ピューリタン ノ マツエイタチ : アメリカ ブンカ ト セイ
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文献:p259〜278
内容説明・目次
内容説明
ポルノ自由化と清教徒の伝統は水と油でなく同根であり、「性」は人間関係の根本につながっている。植民地時代からサンガー夫人、キンゼー報告、ハードコアまで通観し、アメリカ文化の芯を探る。
目次
- 1 ピューリタンの性—17世紀
- 2 自然と理性にもとづく男と女—18世紀(フランクリンの「純潔」と「必然」)
- 3 ユートピアの性的実験—19世紀(シェイカーのいかめしい桃源郷;社会主義共同体とモルモンの一夫多妻)
- 4 フリー・ラブ論争(フランシス・ライトと結婚の重み;ホレス・グリーリとヘンリー・ジェイムズ・シニア;スティーブン・アンドルーズの「個人の主権」論)
- 5 「上品な伝統」の確立(新しいピューリタニズム)
- 6 「猥褻」弾圧の嵐(マダム・レステルの宮殿;自由思想家ベネットの挑戦)
- 7 追いつめられた文学(ホイットマンの孤軍奮闘;マーク・トウェインとW・D・ハウェルズ)
- 8 売春全盛期
- 9 女性の肉体の尊厳—20世紀
- 10 バース・コントロール(サンガー夫人)
- 11 性解放の外観
- 12 エンタテインメントの世界
- 13 さらに続く道徳派との角逐(ドライサーの受難;「猥褻」の変化;『ユリシーズ』裁判)
- 14 性科学の抬頭(フロイト登場;「性の哲人」ハヴェロック・エリス;キンゼー報告)
- 15 ヌード雑誌の花開く(『プレイボーイ』創刊;『プレイボーイ』の哲学)
- 16 ポルノ裁判の役割
- 17 性革命の展開
- 18 アメリカ文化と性
「BOOKデータベース」 より