日本古代中世史論考

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日本古代中世史論考

佐伯有清編

吉川弘文館, 1987.3

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ニホン コダイ チュウセイシ ロンコウ

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Description and Table of Contents

Description

古代氏族・国司制の成立・戸籍・軍事制・蝦夷と交易など近時関心を集めている諸問題の再検討に加えて、摂関院政期の本朝意識・中世における国家権力と仏教の問題など清新な論考を満載した北大関係若手研究者の論文集。

Table of Contents

  • 徳興里高句麗壁画古墳の墓誌(佐伯有清)
  • 高句麗の故都集安出土の有銘〓(浜田耕策)
  • 中臣氏の出自と形成(中村英重)
  • 国司制成立過程の再検討(篠川賢)
  • 身分の台帳としての戸籍—西海道戸籍母方付貫者の検討—(南部〓)
  • 律令地方軍制研究の一視点—郡司の武力発動をめぐって—(平野友彦)
  • 渡島蝦夷と毛皮交易(関口明)
  • 摂関・院政期における本朝意識の構造(小原仁)
  • 踏歌節会と踏歌の意義(荻美津夫)
  • 初期鎌倉幕府問注所試論(佐々木文昭)
  • 中世社会における「体制仏教」と「体制外仏教」—国家権力と仏教との基本的構図—(佐々木馨)
  • 中世後期の国分寺の実態(追塩千尋)
  • 出雲国造系図編纂の背景(高嶋弘志)

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