生命の精密機械 : そのしなやかな仕掛けが見えてきた
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生命の精密機械 : そのしなやかな仕掛けが見えてきた
(読売科学選書, 17)
読売新聞社, 1987.8
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イノチ ノ セイミツ キカイ : ソノ シナヤカ ナ シカケ ガ ミエテ キタ
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内容説明・目次
内容説明
生命は、分子でできた機械である。しかし、この天然の機械は、人間のつくってきた機械とは、根本的にちがうようである。シュレディンガー以来、生命を物理的に見てきたこの生物物理学は、今日のバイオテクノロジーの爆発をもたらしたが、いままでの研究成果によると、生命は、想像以上に小さく精緻な機械の総合として成り立っていた。10億分の1メートルのしなやかな分子モーター、分子ポンプなどが、原子1個ずつをやりとりしながら動いている。そのざわめきのすべてが、“私たち”の生命や意識を合目的的につくりあげているのである。
目次
- 序章 生物分子機械—ゆらぐから生きられる
- 第2章 分子機械、素材から機械へ
- 第3章 運動の分子機械
- 第4章 自己集合する分子機械
- 第5章 ひろがる超分子の世界—人類が柔らかな機械をつくる日
「BOOKデータベース」 より