ドイツの中のユダヤ : モダニスト文化の光と影
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書誌事項
ドイツの中のユダヤ : モダニスト文化の光と影
思索社, 1987.12
- タイトル別名
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Freud, Jews and other Germans : masters and victims in modernist culture
- タイトル読み
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ドイツ ノ ナカ ノ ユダヤ : モダニスト ブンカ ノ ヒカリ ト カゲ
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内容説明・目次
内容説明
自らをユダヤ人と称することを断固として貫いたフロイトの不満、反ユダヤ主義者ワーグナーとヘルマン・レヴィの不思議な共生関係…。世紀の変わり目のドイツ文化に鋭い洞察の光を当て、モダニズムの本質を明らかにする、刺激的なエッセー集。
目次
- 序論 ドイツが抱える問題(ドイツ人が受けた精神的外傷について;ドイツ人の境界線;近代人の中のドイツ人)
- 第1章 ジークムント・フロイト—一ドイツ人とその不満(率直さと隠蔽性;先史時代の事物への偏愛;革命家としての中産階級市民;真実が与える喜び)
- 第2章 モダニズムとの出会い—ウィルヘルム文化におけるドイツ系ユダヤ人(真実性を求める闘い;文学の征服;ユダヤ人の存在)
- 第3章 ベルリン=ユダヤ人魂—疑いを探し求める定説
- 第4章 ヘルマン・レヴィ—奉仕と自己嫌悪についての一考察
- 第5章 ブラームスはお好き?—モダニズムにおける対立概念(気むずかしい模倣者;知的な感情家;疎外された順応者)
- 第6章 ベックメッサーのために—エドワルト・ハンスリック、犠牲者そして予言者(批評の新時代;ベックメッサーを弁護する;純粋美の世界)
「BOOKデータベース」 より