書物を燒くの記 : 日本占領下の上海知識人
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書誌事項
書物を燒くの記 : 日本占領下の上海知識人
(岩波新書, 青版-172)
岩波書店, 1954.7
- タイトル別名
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蟄居散記
書物を焼くの記
- タイトル読み
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ショモツ オ ヤク ノ キ : ニホン センリョウカ ノ シャンハイ チシキジン
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注記
第3刷(1991.9)巻末に【復刊にあたって】の一文あり
第3刷以降のページ数: vi, 236p (p[235]: 1940年當時の上海市街圖、236p: 復刊にあたって)
シリーズ番号表示: 第4刷 (2018.7) の表紙・背に「F71」の表示あり
内容説明・目次
内容説明
「この本は問題になるだろうか」「この雑誌は、残しておいてもさしつかえないだろうか」…。日本占領下の上海で文化統制は極度に強まり、あらゆる抗日的な書籍・雑誌・新聞が所持者の手によって焼き捨てられる運命に遭った。占領下で民族を裏切らず良心的に生きた中国の知識人が、その悲痛な体験と民衆の生活を生々しく描いた貴重な記録。
目次
- はじめに
- 暮影
- 最初の犠牲者
- 封鎖線の内と外
- 「最後の授業」
- 書物を燒くの記
- 書物を賣るの記
- 書物の運命
- 遭難した友人たち
- 占領下の『魯迅全集』
- 愛國者・鄒韜奮
- わが友の死—夏丐尊のこと
- 漢奸のできる原因
- わたしの家・周佛海の家
- 周作人を惜しむ
- 鵜と魚
- 遺書に寄せて
- 〓年と女優と
- ある女スパイ
- 飛び降り自殺
- 〓佩孚の生と死
- 悲惨な米
「BOOKデータベース」 より