聖と賎の文化史
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聖と賎の文化史
(野間宏作品集 / 野間宏著, 13)
岩波書店, 1988.1
- タイトル読み
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セイ ト セン ノ ブンカシ
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注記
内容: 親鸞〈賎〉に立つ思想, 狭山裁判批判, 差別への臨場追跡, 解放運動に生きた人々, 文化創造の新たな鉱脈, 聖と賎の文化史
解説: 沖浦和光
内容説明・目次
内容説明
身分的秩従を象徴する聖と賎の文化構造—歴史に埋れたその実像を多角的に抉り出す!
目次
- 1 親鸞〈賎〉に立た思想(現代に生きる仏教;『歎異抄』を読む;服部之総の『親鸞ノート』について;三国連太郎『白い道』の親鸞像;親鸞の根元へ)
- 2 狭山裁判批判
- 3 差別への臨場追跡(己の臓腑にペンを突き刺せ!—狭山と渡良瀬を結ぶもの;部落における文化運動;村田拓著『シュウの脱出』の世界;現地に入り奥底問う—マル・ジョゼ・バルボ著『知りたがらない日本人』;差別の問題を文化の問題として考える)
- 4 解放運動に生きた人々(大阪市と松田喜一さん;浪速区の広場の集まりの“松本治一郎”;追悼植松安太郎;朝田善之助さんの思い出;原田伴彦先生に棒げる)
- 5 文化創造の新たな鉱脈(部落問題と日本資本主義;日本文学の第3年の道を求めて;日本・アラブ文化連帯会議について;交流の基礎を固める;わが国の文化創造の方向)
- 6 聖と賎の文化史(対談 聖と賎の文化史〈野間宏・沖浦和光〉)
「BOOKデータベース」 より