果てしなき饗宴 : フロベールと『ボヴァリー夫人』

書誌事項

果てしなき饗宴 : フロベールと『ボヴァリー夫人』

M・バルガス=リョサ著 ; 工藤庸子訳

(筑摩叢書, 319)

筑摩書房, 1988.3

タイトル別名

La orgia perpetua, Flaubert y "Madame Bavary"

果てしなき饗宴 : フロベールとボヴァリー夫人

タイトル読み

ハテシナキ キョウエン : フロベール ト ボヴァリー フジン

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内容説明・目次

内容説明

1959年の夏、パリに到着したばかりのペルーの一留学生が買い求めた一冊の小説。それこそは、作家としての彼の人生を決定づけた「愛の物語」だった。現代ラテンアメリカ文学の最前線に立つ若き巨匠、マリオ・バルガス=リョサが、鍾愛の書『ボヴァリー夫人』をめぐってダイナミックに展開する、とびきり面白い文学論。

目次

  • 第1部 報われることなき情熱
  • 第2部 ペンの人間(付加された要素;結合と置換;『ボヴァリー夫人』における四つの時間;語り手の変貌)
  • 第3部 最初の現代小説(アンチ・ヒーローの誕生;小説は形式である;内的独白;客観性の技法—行動主義の小説;ベルトルト・ブレヒトとフロベール、あるいはひとつのパラドックス;人生への否定的参加としての文学)

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN02088879
  • ISBN
    • 4480013199
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    299, ivp
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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