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宗教的文化統合の研究

野村暢清著

(宗教と社会と文化 / 野村暢清著, [1])

九州大学出版会, 1988.2

タイトル読み

シュウキョウテキ ブンカ トウゴウ ノ ケンキュウ

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内容説明・目次

目次

  • 第1部 宗教者が個々的に存する場合に共有するもの(宗教学の方法;Free Associationによる共有の研究;宗教と内調整の共有;キリスト教,神道それぞれにおける事物把握様式の共有)
  • 第2部 西北九州のキリシタン・カトリック村落における宗教的文化統合の構造と機能と分有(研究方法と宗教的文化統合の概念をめぐって;馬渡島集団カトリックの宗教的文化統合;統合の種々相、諸地域の集団カトリックの比較;黒崎の社会構造と統合における彼岸性、内調整;女子名、内罰、無罰と時間構造;情緒的色調と不安度;集団構造とオラショの彼岸性と内調整;黒崎キリシタンのオラショの残存と様態;黒崎キリシタンの土地所有と戸籍;生月と黒崎のキリシタンの宗教的文化統合の様態の異なり;生月、平戸のマリア像と儀礼的階層組織、固着性と持続性)
  • 第3部 メキシコ、トラホムルコの宗教的文化統合の構造と機能と分有(トラホムルコの空間、時間、社会構造および宗教の根底性、基底性;生月とメキシコのクレドー、歴史的同一性と変容;マリア崇拝とグアダラハラの中学生の作文の分析;メキシコの不安と経済的側面;宗教現象の構造と機能)
  • 第4部 対比資料としての出雲中国山地のシャマニズム宗教文化統合の構造と機能と分有(出雲地域の憑物現象と北方シャマニズム;出雲地域のシャマニズム文化と北方シャマニズムの流れ;大元神楽の五龍王と備中神楽の五行;五龍王舞と藁蛇のシンボル;村落における憑物現象と社会構造;トランスの様態で語ることをめぐる宗教的文化統合;研究の結果をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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