書誌事項

不機嫌の時代

山崎正和 [著]

(講談社学術文庫, [721])

講談社, 1986.2

タイトル読み

フキゲン ノ ジダイ

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注記

シリーズ番号の記述はカバーによる

内容説明・目次

内容説明

日本の近代文学者を広く襲い、その内面を覆った影のひとつに“不機嫌”という気分があった。生きることにまつわる苦痛、不安、鬱屈等々の、とらえどころのないもやもやした雰囲気を、鴎外、漱石、荷風、直哉らの作品を通し、これを「人間生活の根本的な状態」という特別な意味をこめて独創的に把握した。近代的な自我形成の歴史の流れのなかで、不機嫌を20世紀の人間学のきわめて重要な概念として細密に描きわけた長篇文芸評論。

目次

  • 不機嫌の自覚—志賀直哉
  • その時代—荷風と漱石
  • 気分の構造—鴎外
  • 「私」と「公」の乖離
  • 感情の自然主義
  • 『それから』の時間
  • 『明暗』の行動
  • 傍観と自虐
  • 不機嫌と実存の不安

「BOOKデータベース」 より

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