書誌事項

摂食障害

下坂幸三, 秋谷たつ子編

(家族療法ケース研究, 1)

金剛出版, 1988.5

タイトル読み

セッショク ショウガイ

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内容説明・目次

内容説明

米国で主流をなすシステム論の立場を取ると否とにかかわらず、精神医学・臨床心理学領域で、家族を視野にいれない臨床は、今や考えられない。本書は、さまざまな家族療法理論により、あるいは独自の経験と技法により、そしてまた病院や相談機関などいろいろな場面で家族にかかわってきた臨床家による実践記録であり、そこにみられる理論の検証と技法の適用、種々の条件による限界とその対応はすべての臨床家に限りない示唆を与えてくれる。

目次

  • 総論にかえて 神経性無食欲症に対する常識的な家族療法
  • 事例(ある摂食障害症例とその治療—両親の環境としての機能と対象としての機能に焦点をあてて;母親相談を中心とした治療・援助的アプローチ—神経性無食欲症の1事例;親子並行面接を行なった青春期やせ症の一例;思春期やせ症に対する母子面接—母子分離をめぐって;思春期やせ症者の家族共同治療—家族の力動性;娘の“食行動の異常”に悩む両親に対する家族療法の経験;神経性食欲不振症Aさんと家族の治療;ブリミア症例への家族介入)
  • 展望 諸外国における家族療法の技法展望(外国文献紹介)

「BOOKデータベース」 より

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